投稿者: momozome

  • 殺戮の天使が主役のサイバーパンク「銃夢」

    銃夢」(全9巻)
    銃夢(愛蔵版)」(全6巻)
    銃夢 Last Order」(連載中)

    サイボーグの戦闘少女ガリィが「機甲術(パンツァークンスト)」と呼ばれるサイバネティクス格闘技術を駆使してさまざまな強敵と戦う…繊細なタッチと大胆なアクション描写で、濃密なSF要素を伴った物語が展開するサイバーパンク格闘アクション。秘められたテーマも重く面白い。

    軌道エレベータやナノマシンなどの最先々端技術や、ハチソン効果、サイコメトリー、ニコラ・テスラのスカラー波兵器などといった怪しげでマニアックなガジェットが豊富に詰め込まれているのも魅力。何といっても作者自身がSFオタクっぽい。

    設定からキャラクター、物語まであらゆる角度から楽しめる漫画。甲殻機動隊やマトリクスが出る前の作品だけに、そのオリジナリティの高さは賞賛。おすすめ。

    続編として「銃夢 LastOrder」が連載中(2006年9月現在)。これは旧作「銃夢」が作者にとって不本意な形で終了となったため、ある時点(旧作9巻155ページ)より先を「なかったこと」にし、ストーリーを分岐させて新展開を始めたもの。僕は旧作の終わり方も好きだし、新作の展開も好きで、2度楽しめてお得な感じがしている。絵柄が随分変化したので最初は戸惑うけど。(この分岐自体がパラレルワールドや夢を演出しているという噂もある)

    ぜひハリウッドで映像化して欲しい。アニメでなく。

  • ツ、イ、ラ、ク

    ツ、イ、ラ、ク」を読む。姫野カオルコは初めて。

    最初の1/3を読むのがだるかったけど、幼い少女がオンナになるまでの経緯を全て読ませるための仕掛けだったんですね。14歳の女子中学生と若い教師の恋愛だもの。(念のため、一時流行った「高校教師」とは別物で)

    残念ながら僕は男性で、少女からオンナになった経験はないわけで。この本を手に取った理由は、雑誌ダカーポの「眠れないほど面白い本」特集で恋愛小説第一位になっていたから。その選考委員が全員女性だったことが説得力を高めた。

    男のままでも相当楽しませて頂いたので、女性にぜひお薦めしたい1冊。帯にある言葉に惹かれるならなお。

    心とからだを揺さぶる一生に一度の恋

    ぶっちゃけ、単~純~と思うんだけど、この帯の通り、面白かったです。

    関連として「桃」とかいうのも出ていたのでAmazonでお取り寄せ。こちらはさらにエロい。

    (追記)
    このエントリー、読み直すと女性にケンカ売ってる気がして…今さら遅いと思うけど、単純と書いたのは帯に書かれた言葉に対してです。念のため。思考、という行為は格段に女性の方が複雑だと思っている。腹立った人、いたら、ごめん。

  • 七つの怖い扉

    七つの怖い扉」を読む。

    夏だから怖い話。気軽に読める短編集で、宮部みゆき、阿刀田高、乃南アサなどの名前が並ぶ。面白かった。

  • ないものねだり

    ないものねだり」を読む。

    今春「嫌われ松子の一生」を映画で観てから、もともと好きだった中谷美紀熱が上がっているので手に取った。こりゃ、ただのタレント本の類ではない。彼女の賢しさがよく判ります。

  • インド旅行記(1)北インド編

    インド旅行記〈1〉北インド編」を読む。

    中谷美紀、文章ちゃんと書けるんじゃん。と思って手に取った2冊目。38日間の一人旅。この人はただの女優にあらず。何と力強い人かと。