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  • 知性について

    知性について 他四篇」を読む。表題以外のテーマも深甚で良書。

    • 哲学とその方法について
    • 論理学と弁証法の余論
    • 知性について
    • 物自体と現象との対立についての二三の考察
    • 汎神論について

    ショーペンハウアーにどっぷり浸かっている。僕は手にした本に偏重する悪癖を持っているが、彼の哲学より毒舌っぷりにはまっている。カント、デカルト、プラトンの言葉が次々と切り捨てられ、僕の好きなヘーゲルに至っては「不快きわまる」と書かれている。苦笑。

    自分が囚われてしまっている誤謬に気が付きたいものだと思う。

  • パイの物語

    パイの物語」を読了。傑作。

    沈没、遭難、漂流…。救命ボートに残されたのは16歳の少年と、シマウマ、オランウータン、ハイエナ、そしてトラ。生き残るのは誰か? 衝撃のラストシーンが待つ冒険小説。2002年度ブッカー賞受賞作。

    明確に示される命題とそれに対する哲学の深さ、人間と自然の生々しいほどの描写、物語の巧みさと終盤にかけての加速感、期待通りに進みつつ期待を裏切る結末、本当に素晴らしかった。紹介文だけを見るとファンタジーがかった冒険小説風の印象を受けるが、こんな小説に出逢えるから本はやめられないのだ、と言えるほど。この充実した読後感は久しぶり。

    可愛いタイトルが付いているけど、子供が読んだらトラウマになりそう。

    目にした書評のどれもが絶賛なので気になっていたが、紹介文にそそられなくて放置していた。映画化の動きが本格化してきたのでやっと手に取る。

    映画化で最初名乗りを挙げたのは僕が好きなM・ナイト・シャマランだが、「レディ・イン・ザ・ウォーター」を観た後だと降りてくれて良かった。次のアルフォンソ・キュアロンも良さそうだったが降板。最終的にジャン=ピエール・ジュネで決定のよう。「ロスト・チルドレン」という金字塔、「デリカテッセン」「エイリアン4」という暗く幻想的な作風、「アメリ」という美しい映画を生み出した監督に期待が膨らむ。

  • 木村カエラ「Cheeky」

    木村カエラ写真集 Cheeky」観る。

    朝、Amazonから届いてテンションマックス。カワイイ。これは、もう、買って良かった。小さくても細くオシャレすれば、自分も少しはマシになるかも?と思う。あー、Tシャツ着て、細身のデニムはいて、重ね着して…って日常生活が写されている…カワイイ。

  • アイデア・ブック スウェーデン式

    アイデア・ブック スウェーデン式」を読む。

    絵本のような小さく可愛い本だけど、アイデアを磨くためのアドバイスが詰まっている。見た目は薄いが中身は濃い。ちょっと息が詰まった時に開いて、頭をリフレッシュさせるために使えそう。しばらく職場のデスクに置いてみる。

  • 近代絵画

    近代絵画」を読む。

    目の前に置かれた絵画を感じることは大切であるが、知識と知恵が伴ってこそ深い感動を味わえるのだと知る。アートはハートでフィールするもの、言葉で語るなど無粋、と考えていると芸術の美しさは理解できない。

    序章であるボードレールの章、その出だしから興味をそそられる。モネの章は科学的な論理を示した上で書かれた一言、

    色とは、壊れた光である。

    に感激した。また、ピカソの章は実に読み応えがあり、本書が名著たる所以を知った。