映画「ブラック・ダリア」を観てきた。
世界一有名な死体。
このキャッチコピー上手い!と予告編を観た時に思った。何となく名前は聞いたことある…世界一有名なのか…正直よく知らない。なのでWebで事件の経緯などある程度の知識を仕入れてから映画館に足を運んだ。
濃厚。重厚。猟奇殺人事件を扇情的に描いた映画を期待して行くとたぶん意味不明。目の前の展開がメインストーリーかサブストーリーかも判らないかも。油断せずに観ればすごく面白い映画、それだけに疲れた。予備知識なしでは楽しめなかったと思う。世間的な評判は悪くなりそうだ。
映像と人物の描き方はさすが。大満足。
原作を読んでみようと思った。DVDはたぶん買う。
それにしても、ブライアン・デ・パルマは不思議な人だ。僕が観た中で「アンタッチャブル」「キャリー」「殺しのドレス」など文句なしの名作。これらを観た後だと「ミッション・インポッシブル」は意外。「ミッション・トゥ・マーズ」は大笑い。火星モノは前評判知らず監督名だけでデートに選び、その時の彼女に大不評だったことがあったっけ。
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