「増補・アル中地獄(クライシス)―アルコール依存症の不思議なデフォルメ世界」を読む。
中島らもの小説でも度々引用された本なので手に取る。アル中は酒飲みの延長といった認識は甘い。凄まじい経験談。
「増補・アル中地獄(クライシス)―アルコール依存症の不思議なデフォルメ世界」を読む。
中島らもの小説でも度々引用された本なので手に取る。アル中は酒飲みの延長といった認識は甘い。凄まじい経験談。
「暗号解読―ロゼッタストーンから量子暗号まで」もイッキに読んだ。
感動した。科学モノとして一級品。
難解な暗号技術が判りやすくドラマチックに描かれている。物語としても暗号学の入門としても楽しめる。暗号に興味がなくても小説を読むつもりで気軽に手に取れる一冊。著者サイモン・シン、ただ者ではない。
本書は8つの章から成るが、一章ずつそのまま映画一本になるってほど話が濃い。僕の好きなところでエニグマの解読。今では一般人でも解読できるが、当時、戦争の裏でこれほどの物語があったとは。また、インターネットで誰もが利用しているRSA暗号、この発明のドラマは圧巻。
どの暗号の開発(そして解読)にも数多の人間の何十年にも渡る執念を感じる。多彩な学問領域の天才が国家レベルで召集され、ひとつの暗号が「創」られていく壮大さが印象的。
量子暗号についてもう少し知りたいという新しい欲求も生まれてしまった。
(関連)
「フェルマーの最終定理」イッキ読み
手塚治虫文化賞(朝日新聞社主催)の10周年としての記念刊行号。「AERA」じゃなくてもいいじゃん、と少し思った…のは置いといて、これは買って正解。書下ろし・執筆人がすごく豪華。
日本のマンガ文化と謳うには過不足ありそうだけど、いちマンガ好きとして楽しめた。発売を知らなかったので書店で偶然見つけたのは幸運。
手塚治虫の果たした偉業を改めて確認。
同時に浦沢直樹という天才を改めて確認。この人の作品はほとんど読んでいるなあ。加えて、これまで手にしたことがなかった作者のマンガも読みたくなった。やばい(物欲が)。
Amazonの紹介文そのまま引用。
手塚治虫文化賞大賞受賞作家による夢の競演がここに実現! 『MONSTER』浦沢直樹、『失踪日記』吾妻ひでお、『黄色い本』高野文子、諸星大二郎、谷口ジローら、超豪華ラインナップの読み切りのほか、『バガボンド』井上雄彦×重松清、『陰陽師』岡野玲子×夢枕獏の顔合わせも見逃せない。米国で発見された、手塚治虫の幻の作品も完全収録。ニッポン・マンガの魅力を1冊に詰め込んだ、ファン垂涎の書。
映画「コンタクト」が大好きでDVDで観なおすことが多い。導入部のリアリティ溢れる緊張感、宗教観・人生観などを折り混ぜた奥の深いドラマ、神秘的な結末、美しい映像、何よりジョディ・フォスター(Love)がお気に入り。
ふと原作を読んでみようと思った。古本で買う。
冒頭からしばらく主人公エリーについて詳しく描かれるのだが、映画(ジョディ・フォスター)とは設定がやや違い、印象は随分と変わる。おかげで何度も観返している映画による先入観を払拭して読むことができた。
内容は映画より格段に濃い。著者カール・セーガンは天文学者であり、作家であり、そして啓蒙家であることが良く判った。人とは何か、神とは何か、万物=物理は神によって創造されていて、それを探求することで神の愛を理解することができる。人と神の関わりは科学的に証明できるのだ。そんなメッセージを感じた。
…こう書くと啓蒙思想本っぽいかな?いやいや、SFとしての魅力にも溢れた感動的な作品でした。
映画では省かれた解説も多く、より深く「コンタクト」という作品が理解できた。映画、小説共に楽しむのがお薦め。ラストの円周率の計算は圧巻!
半分まで読んでましたが、やっと(仮病で仕事休んでる間に)12巻読了。
おどろおどろしくも、れっきとしたファンタジー。大人が読んでしっかり楽しめる良作。
でも「ハリー・ポッター」より面白いという触れ込みは否定かな。好みで言えば「ダレン」に軍配だが、世界の造詣の深さなど、やはり「ハリポタ」はすごいと思う。一方の「ダレン・シャン」はホラーやアクションの要素がふんだんな点が優れている。両作品の方向性が違うので比べるのもどうかって感じ。
少しだけ、導入にある言葉から深読みしてみた。
現実の世界はきたないし、とても厳しい。主人公がどうなろうがおかまいなしで、ハッピーエンドなどそっちのけだ。人は死ぬし、けんかには負けるし、悪が善に勝つこのことを、話に入る前にたしかめておきたかったんだ。
名門魔法学校を舞台にした「ハリー・ポッター」には貴族的な雰囲気がある。それに対して、けっ、人生はそんな甘いもんじゃないぜ、と言っている気がする。ちょっとヒネタ人向けかもしれない、僕とか。
外伝はただのファンブックと聞いたので図書館にでもあれば手にとろう。
物語の結末も見たので、Webで書評など検索しつつ余韻にひたる。Amazonの紹介文やレビューはネタバレがヒドイ。これから読むつもりの人は気を付けろー。
公式ページ…ホラー映画の告知ページかと思った。絶対に子供向けじゃねー。
日本公式ページ…こちらは子供向け。ネタバレに配慮なさすぎ。
ダレン・シャン(小説)(Wikipedia)