「私たちBerryz工房は、来年の春をもちまして、無期限の活動停止に入ります」
2014年8月2日、中野サンプラザ。楽しみにしていたハロー!プロジェクトのコンサート会場で、僕は衝撃の発表に立ち会った。何かの冗談だと思った。でも「あの」ももちこと嗣永桃子が、涙に声をつまらせる姿を見て、それが現実だと判った。
呆然とした。
僕はその後のコンサートを楽しめなかった。そんな自分と会場は対照的だった。そこに集まったファンたちは、何事もなかったようにステージへ声援を送っていた。それもショックだった。コンサートを楽しむことこそBerryz工房への愛だと考えるファンもいただろう。僕も努力した。それでも、この悲しみには勝てなかった。
10周年を超えてさらに熟成するBerryz工房。僕はその歴史のほんの2年しか共有していない。でも、彼女たちが作ってきた大量のコンテンツを観聴きし、僕はこの個性派集団を大好きになった。僕は胸をはってベリヲタ(※1)だと言える。
あの暑い夏の日、最後まで応援しようと決意して、家路についた。いよいよ活動停止の3月3日が迫っている。寂しさはある。でも、全力で応援して、全力で泣いて、全力で笑ってやる。
ベリーズ最高!(※2)って叫び続けてやる!
※1 Berryz工房のファンの総称
※2 Berryz工房のコンサート後に会場から自然発生する声援
Berryz工房、活動停止の発表動画
この投稿は発表のあった夜に書いて、下書きのままだったものを修正して公開した。きっかけは「アイドル最前線2015」に大森望さんが寄稿された記事。あんなに素敵な文章は書けないけど、自分の思いをはき出す機会をいただけた。感謝。
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