投稿者: momozome

  • 人が好き―私の履歴書

    人が好き―私の履歴書」を読む。

    病院での待ち時間、持っていた本に気乗りせず、書棚にあったのを斜め読み。瀬戸内寂聴の自伝。一番嫌いな質問は「なぜ出家したのですか?」なんだそうで、一言では返せないようなことを冷やかしで聞いてくれるなと。また家系に熱心なクリスチャンもいたそうで、仏もキリストも拝むもので大した違いはない、なんて言葉もあった。この放漫にも思える悟りと豊かな経験が、人を惹きつける理由なのかなと思った。

  • 誇大自己症候群

    誇大自己症候群」を読む。

    中学生による児童殺人事件、小学生による同級生殺害事件…普通の子供が突然の狂気に走る。精神鑑定をしても、何らかの障害と診断される程度には至らないと判断される。これでは精神学の意義が問われるのではないか?ここを出発点に「誇大自己症候群」という仮説を組み立てていく一冊。精神学に留まらず、多種多様の要素を含んだ社会学の本。まだ著者が提唱している段階ではあるが、なかなか面白かった。

    誇大自己症候群チェックリストがあったので考えてみる…

    • 大げさな表現や大げさなことを言う
    • 自分のことしか話さないか逆に話したがらない
    • 理屈っぽく理詰めで話そうとする
    • 過度に丁寧だったり高慢だったりする
    • 自分に対する非難に過剰に反応する
    • やり方にこだわりが強く融通が利かない
    • 家族や身内を理想化しているか、逆に嫌っている
    • 些細なことで機嫌が悪くなる
    • 気まぐれに決定、予定が変わる
    • 相手によって極端に態度が変わる

    私、ほとんどが当てはまるんですけど。苦笑。

  • 月刊木内晶子

    月刊木内晶子」を観る。

    蜷川実花、2002年の作品。

    被写体の木内晶子は、蜷川さんが撮っていなければ知らないままの人だったと思う。透明感のある綺麗な人だけど、それ以上の印象は薄い。悪い意味ではないけれど、普通。

    蜷川さんのこの頃の写真としても大人しくて、この数ヶ月の熱も少し冷めてきた。もう(いくつかのプレミアが付いている写真集は除いて)、彼女の過去の写真を追いかけるのはひと段落したかな…この先は、生で観ることを気にかけることとして、しばらく自重の方向。

  • 岡田斗司夫、オタク学入門、ぼくたちの洗脳社会

    オタク学入門」「ぼくたちの洗脳社会」を読む。共に再読。

    「オタク学入門」は1996年発行。今でこそ「オタク」とは誰もが熱中する「趣味」と同義語になりつつあるが、やはり、本質は違う。10年も前にこの分野に着目しているのはすごい。「ぼくたちの洗脳社会」は1998年発行。これも、多様な価値観に溢れる現代を予見している名著だと思う。著者が先見を持つ研究者であることが改めて判る。

    さて、なぜこの古い2冊を再読したかと言うと、彼の新刊が今月発行されたから。アルファブロガーの幾人かが贈呈本を読んですでに絶賛している…週明けには手元に届くので楽しみ。また雑学の域を超えた文化研究の書となっているだろうか。

  • マキセリホエポック

    マキセリホエポック」を観る。

    牧瀬理穂、2000年の写真集。

    彼女は美しく、しかも可愛らしく、表情に富む。あらためて思う。彼女は僕にとって永遠のアイドル。

    写真集としてはもったいないと思う。それぞれの写真は70点、悪くない。彼女の魅力を損なっているわけではないし。編集が25点、非常に悪い。女性のセクシーさってのは胸だけか?見せられない部分を腕で隠して、ついでに寄せて上げてるだけの写真を選びすぎ。余計なデザインで写真を小さくする必要もない。

    でもファンには垂涎もの。ファンって悲しいのよね。

    改めて麗しい人だと思った。好きになったのは高校生の頃。沖田総司は実は女だったのです(略)とか、目と目が合ったらミラクル(略)とか。舞台もよく行ったなあ…懐かしい。