投稿者: momozome

  • 写真集「GIRLS by 蜷川実花」

    GIRLS by 蜷川実花」を観る。

    蜷川実花、2005/07の作品。

    数多くの被写体を納めた贅沢な一冊。

    蜷川さんと、SHIHO、土屋アンナの相性はバツグンに良い。実は被写体の二人のことは良く知らない。でも、写真に写される彼女達は心底美しい。

    加えて。加藤ローサ、まだまだ幼くいってイメージを覆されるほど綺麗。長澤まさみ、カワイイだけの印象から大人オトナの魅力を知る。木村カエラ、元々好きだけど、さらにイイ…彼女も相性が良い被写体だ。

    雑誌「GIRLS」の特集号であり、若干コンセプトが絞りきれていない感はあるけど、これは手元にあって嬉しい一冊。

  • 文章力を鍛える「レトリック感覚」を読む

    レトリック感覚」を読む。

    レトリック、修辞学。美辞学。文章表現の技法、技巧。「ことばのあや」と言うと判り易い。文章に豊かな表現を与える技法についての本。具体的には、直喩・隠喩・換喩・提喩・誇張法・列叙法・緩叙法を取り上げ、解説している。

    日常生活の会話の中でも、こういった手法を無意識で使っているのだ。それらを体系的に知ることができる面白い本だった。人を説得するための表現だったり、芸術的に語る手段だったり、面白おかしい話をするためだったり。

    言葉って、本当に奥深く、楽しめるものだ。

  • セイゴー本「17歳のための世界と日本の見方―セイゴオ先生の人間文化講義」を読む

    17歳のための世界と日本の見方―セイゴオ先生の人間文化講義」を読む。

    セイゴウを知る、二冊目。前回の本より判り易い。

    と言うより、帯に大人は読んではいけません!と書いてある意味が判った。あくまで「常識」のおさらい。細かい所をはしょって、とにかく今の世界の形がどのようにして出来上がったか、編集にとりかかる「前段階」への興味をかりたてるように書かれている。

    例えば、4大文明はとっくに考古学的に否定されている。でも彼は4大文明って言葉を平気で使う。これは、義務教育に毛が生えた程度の子供(この本の表題によるなら17歳)に合わせて、レベルをかなり下げて書いているのだ。

    僕が編集工学に興味を持っているのは、

    1. すでにある情報(データベース)を
    2. 工学(科学)的に編集して
    3. 価値を生み出す←ココ

    なのだ。情報を収集する段階(常識)より先を知りたい。

    人間の文化史を大局的、相対的に捉えた入門書としては(過不足もあるが)間違いなく名著。読む価値がある。逆に、そこまでに留まるので物足りない。大人は読むなってのに読んだのだから文句はないし、常識の復習にもなった。

    大学での講義を元にした本で、口語調で読みやすい。セイゴウ節炸裂。頻繁に(笑)という表現が出てくるので、さぞユーモアに溢れた時間だったのだろう。具体例にも富み、この理論が机上の空論ではなく、多くの経験に裏打ちされているものだと実感した。

  • over the rainbow

    over the rainbow」を観る。

    蜷川実花、2004/6の作品。被写体に、片瀬那奈、伊東美咲、SHIHO、今宿麻美、小林明実、楓、アリス、 melody、田中美保など。

    最近の蜷川さんと違うのは、ギミックを加えない写真が圧倒的に多いこと。自然のままにある人と背景を撮りまくっている。ありのままを撮っているのに、彼女特有の色彩に溢れている。これはすごい。

    今も、新しい挑戦を続けている彼女への期待は尽きないし、そのポテンシャルはすごいはず。ただ、この作品は(今が悪いように聞こえるかもしれないけど)小細工抜きで個性を表現している。隠そうとしてもあふれ出てしまうほどの個性を感じる。彼女が本来持つ色という個性を。

    ページをめくって気が付いたのだが、色が、ピンクから少しずつ赤橙黄緑を経て青に繋がっていく構成にも感激した。あ、だからタイトルに「rainbow」とあるのか。後から納得してしまった。

    品薄でプレミアムが付く中、やっと手にした一冊。めぐりあえて良かった。

  • 仕事に役立つ「発想するコピーライティング」を読む

    発想するコピーライティング」を読む。

    広告コピーについて学ぶドリル。入門書と言うよりドリル。核心だけ知りたかった僕には少々まわりくどく感じたが、コピーライターを目指す人に必読と言われるのも頷ける。編集会議コピーライティング講座で扱われた、具体的な課題に対する解説、受講生とのやり取りが豊富で、一読するだけでも多くのヒントを得る。

    媒体が印刷物から放送、そしてWebに移り変わっても、根底にあるのは言葉なのだと知った。

    資料として、成功した広告の例が多く収められているのも嬉しい。