「オタクで女の子な国のモノづくり」を読む。
「オタク」とは、以前は「職人気質」とか言われていた部分。アトムに端を発する二足歩行ロボットへの拘りとか。また「女の子」とは、島国日本の平和的思想のこと。女性とはやはり平和の象徴。逆に、仮想でも良いから絶えず「敵」を必要とする某国は男性的に思う。
これまでもくり返し説かれてきた、日本という土壌で成熟した「ものづくり」文化を、現代の事例に置き換えて書いている。日本的感受性や情緒を基板とした「ものづくり」が、日本の経済を支えていくのだ。ってことが言いたいのだろう。グローバル・スタンダードよりヒキコモリで行こう!?
独特の表題と、帯に書かれたローゼン麻生氏(2007/8現在、日本の外務大臣w)のコメントが目を引く一冊。地味に付けられた副題「Neo Genesis of Geeky-Girly Japanese Engineering」もエヴァを意識していて笑えた。
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