この日だからこそ「東アジアの終戦記念日―敗北と勝利のあいだ」を読む

東アジアの終戦記念日―敗北と勝利のあいだ」を読む。

政治的、民族的、何にせよ主張するのが苦手なもんで、かなり曖昧に感想を書く。

「大東亜戦争」「太平洋戦争」「15年戦争」「アジア・太平洋戦争」そして「侵略戦争」など、呼び方も様々なこの戦争の終結を、僕の住む国では8月15日としている。その日付にはどんな意味があるのか?他国では?それを考えさせられる一冊だった。

史実は、日本が連合国によるポツダム宣言を受諾したのが8月14日。降伏文書に調印したのが9月2日。8月15日は、天皇が日本国内に向けて降伏を告知、いわゆる「玉音放送」をした日であるにすぎない。しかも、この放送は前日に録音されている(←これ常識?僕は初めて知った)。

僕は、できればギスギスせず、ナアナアで生きていくのが好きだ。けど、隣人といつでも話ができる人でありたい。本音で。本音を言うための常識を持ちたい。過去、歴史は繰り返すと言われたが、それは間違いで、歴史は螺旋なのだ。同じ場所を回るのではなく、絶えず上に向かう。絶えず幸せを目指すために人は勉強しなくちゃいけない。1年のこの季節だけで良いから、螺旋の一回層下にあった過ちを繰り返さない為の勉強をしなくてはね。

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