技術者の情熱に感激したので勢いで書く。
「はやぶさ」はイオンエンジン(スラスタ)にトラブルが続き、予定されていた地球への帰還は絶望的と聞いていた。それが運用を再開とは何があったのか?
小惑星探査機「はやぶさ」、平成22年6月の帰還に向けた運用を再開
「打ち上げ直後に動作不安定があったため使用していなかったスラスタ Aの中和器」と、「中和器の劣化により2007年 4月以降使用していなかったスラスタ Bのイオン源」とを組み合せるにより、スラスタ 1個分の推力を得る事が出来る見通しが立った
なるほど。でも宇宙の彼方にいるんだよね。誰がやるの?
イオンエンジンA/Bの生きている部分だけを組み合わせる方法は地上では試していなかった、万一のための電気回路を置いておいたのが功を奏した。
万一のための電気回路を置いておいただって!
これまでのニュースを見ていて、一連のトラブルは完全に想定外だったように思う。でも技術者は想定外のさらに外、「こんなこ事もあろうかと」対応していたのだと思う。何この情熱。こちらまで熱くなった。
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http://www.nicovideo.jp/watch/sm8858782
さっそく動画にもなってた。
開発者に頭が下がる。先端、宇宙技術の予算減らしている場合じゃないよね。
「こんなこ事もあろうかと」どころか「どんなこ事があろうとも」帰ってくる気がするよね。