仕事も/は楽しい

はじめての客先へ出向く。相手はとある出版社。紙媒体だったものをインターネットに乗せたいって仕事。まあ、この手の話はおいしいことも多いけど、メンドクセーって困難も多い。で、今回は担当者と会ってみてびっくり。今は経営者だけど、ずっとコンテンツのデータベース化を考えていた人だった。IT革命とか言われるよりも前から、融通の効かない紙媒体に疑問を持ち、いろいろ模索していたみたい。

ってのもね、もう何十年も前から蓄積してきたコンテンツの形式が、XMLそのものなんですわ。

そりゃ今の規格とは言えないけど、ちゃんととかマークアップされたテキストファイル。これまでお会いした出版社/者のことを考えたら、このやり方を通すのはさぞ大変だったろうにと。ちょっと今の情報技術に疎いだけで、考え方は僕よりもはるかに先輩と言える、まさにエンジニア。本人は謙遜していたけど。

任せてください。これだけのものがあれば、ちょろっとプログラム書くだけで、DB化できます。

ほんの2時間の打合せで、データの紐付けとか、整合性とか、それをやるとどんだけコストをかけずに最新の情報を維持できて、多様なアウトプットが容易になるなどの話を理解してくれる。とにかく話が早い。ぶっちゃけ僕の倍は生きてるおっちゃんだけど、共通する言葉が見つかると仕事が早い。

最初は、相手がコンテンツを、僕が技術を、って win-win の関係を目指していたけど、僕ら2人で儲けましょうって話になった。仕事も/は楽しいからこそ仕事。こりゃまだ開拓の余地あるなー。調子に乗ってコンサルティングとか名乗っちゃうかね。

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