アンジュルム、コンサートツアー2019春〜輪廻転生〜@座間ハーモニーホール座間に行ってきた。
今日のアンジュルムには、癖になる物足りなさがあって良かった。焦らしと言うか、もう一口食べたくなるデザートみたいな?
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その気になれば埋められる余白があって、でも今はその余白も含めて楽しもう!という意図を感じる。ツアーを通してどう変化していくかとても楽しみだ。
新人2人への配慮がたくさんあった。初日が土曜日の夜だけなのは、リハに時間をかけ1日目は1公演に留めるため。コンサート中もMCや映像を多用して休憩をとる。先輩メンバーも常に気を遣う。ダンスも横一列になるなど単調なのが多かった。
昨年の「十人十色」とパフォーマンスだけで比べたら確かに劣る。でも当たり前なんだよね。作り上げてきたものを叩き壊して、それ以上のものを作り上げる途中なんだから。今のモー娘。と対照的で面白い。
まさに黎明期。孵化する卵を見守る時期。
それでもステージ上には「価値」があった。それは、未来のアンジュルムが、より楽しく幸せなものになるという確信。未来に向かう子たちを見守る。これこそハロヲタの楽しみ方でしょう。
各メンバーを見た感想など
- あやちょから凄みを感じる。新人2人との絡みがたくさん見れて微笑ましかった。あやちょパートを一緒に歌ってあげていたのかな。
- りなぷーに変化を感じる。まだ子どもだった部分が消えて、責任感を持ちはじめた。
- かななんの復活をみんなが喜んでいたね。最後のMCで涙が溢れ、言葉が続けられなかったのは、嬉しさだけでなく、悔しさがあったんだろうな。
- たけちゃんは男を超える格好よさを見せたり、書道ですごい映像を発信した。2期はアンジュルムの体幹のような役割だね。
- むろたんの無邪気さは会場中に伝播する。お客さんを常に笑わせたいエンタテイナー。
- 莉佳子はますます格好良くなるのに、やはり子どもの部分が見えることがあり、そのギャップが武器になっている。
- かみこはすでにベテラン級の絶対的エース。この子が歌い踊ると目を奪われる。
- かっさーはまだ15歳とは思えないプロに成長していた。常に笑顔で跳ね回っていた。
- ふなっきは歌、ダンス、トーク、あらゆる能力を持ち合わせる。個人的にはもっと前に出てきて欲しい。
- かわむー、相変わらず線は細いけど、体幹ができて、美しさに加えて力強さを身につけてきた。格好いい。
- はーちゃんの度胸と「何か持ってる」感に今一番注目している。
- れいなちゃんの急激な存在感。コンサート後半でクタクタになっていたけど、今はまだそれでいい。
アンジュルムは結局全てのメンバーに目がいく。完全に箱推しで楽しんできた。コンサート全体の流れはいまいちなんだけど、アンジュルムには1曲で場の空気を変える曲を持っているのも強かったな。
なんだかんだ言っても楽しんだ。
セットリスト
序盤
- OPVTR(メンバーが紹介される)
- 赤いイヤホン ※新曲
- 愛さえあればなんにもいらない
- 出過ぎた杭は打たれない
- キソクタダシクウツクシク
- MC:詩朗読(和田)
中盤
- 「良い奴」 (上國料笠原船木川村太田伊勢)
- 地球は今日も愛を育む (和田中西竹内勝田室田佐々木)
- ミステリーナイト!
- 夢見る 15歳
- 恋はアッチャアッチャ
- VTR:竹内書道(輪廻転生)
終盤
- 泣けないぜ…共感詐欺
- Uraha=Lover
- 君だけじゃないさ…friends
- 夢見た 15年
- MC:和田勝田佐々木船木(勝田誕生日祝)
- もう一歩 ※アルバム新曲
- 次々続々
- ドンデンガエシ
- 大器晩成
アンコール
- 夏将軍
- MC:全員挨拶
- 46億年LOVE
小田急線での人身事故が重なってしまったこの日。10分遅れでの開幕はベストタイミングだった。ファンは初日の興奮と、たどり着けた達成感で、より会場を熱くしていた。
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