はじめての超ひも理論

はじめての“超ひも理論”―宇宙・力・時間の謎を解く」を手に取る。

私たちは50回目の宇宙に住んでいる!?「サイクリック宇宙」試論も収録!時間も空間も1個のひもから始まった―クオークの正体は何か。重力はいかにして統一できるか。第一線研究者がわかりやすく説く「究極の物理理論」

知的好奇心をバリバリ刺激された。

かなり時間をかけて最後のページまで辿り着いたが、悔しいかな、理解できたのは一部分だった。入門書に最適などの書評はあるが、物理学の基礎知識もない僕には難しい。数式が出てくるとお手上げ。それでも概説の部分で何とか雰囲気は楽しむ。

万物の根源とは何か…これまで人が哲学や宗教の中に求めてきた問いに対し、科学的に解答しようとする理論。試み。僕にはSFとの区別が付かないくらいだが、それほどに神秘的で興奮する挑戦だ。何と魅力的な学問か。

理解できた(と思われる)ところを自分用に箇条書き。

  • 超ひも理論とは「ものの最小にして究極の構成単位はひも状の物質である」とする理論
  • 超ひもは、原子やクォークよりも小さく、それ以上は分解できない
  • 超ひもは、10(-34)メートルの大きさ
  • 超ひもは、両端の開いたものと輪のように閉じた2種類がある
  • 超ひもは、常に振動している
  • 超ひもは、振動の違いにより違う粒子のように見える(振舞う)
  • 超ひもは、10次元に存在する。うち6次元は折りたたまれていて、4次元が残る(=今の宇宙、3次元+時間)
  • 超ひものある世界では、こちらの物理法則、時間概念も異なる

この理論が確立されるとどうなるか。

  • 4つの力(電磁力、重力、強い力、弱い力)を説明する万物理論となる
  • 宇宙の成り立ち(ビッグバンからビッグクランチまで)が判る

機会を見てより深く知りたいと思った。

(参考)
目で見る超ひも理論
超弦理論(WikiPedia)

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