詭弁論理学

詭弁論理学」を読む。

書名を見ると物々しいが、話上手になることで会話に「ゆとり」を持ち、それを楽しもうという積極的な一冊。詭弁を持って相手をねじ伏せようという本ではない。解説半分、あそび(具体的な例やパズル)半分で気楽に読める。

強弁をふりまわされる立場におかれたときに、忍の一字で耐えるよりは、相手の術の型を観察し、性格を占ったりしながら対応したほうが、精神衛生上はるかに有益であろう。

仕事で面倒な人が頭に浮かんでしまった。気分が乗らない時はいつも無下にしているので、少し余裕を持って相手(実験台?)にしてみようか。

健全な常識、健全な判断力を養い、できれば健全な知人と大いに論理あそびを楽しみたいものだ。

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