• 種ともこ「おひさま」

    「おひさま」を聴く。

    種ともこ、1年半ぶり、19枚目のアルバム。

    思えば中学生の時に出逢い、かれこれ15年以上も一緒に歩んでいるアーティスト。僕の恋のやり方にまで影響するアーティスト。いろいろな音楽的チャレンジを経て、今回のアルバムはしっとり落ち着いている。

    新しいファンを生み出すようなインパクトに欠ける気はするけど、ずーっと種ともこを聴いてきたファンにはたまらない癒し系アルバム。

    寝る前に、ゆらゆら、リラックスしながら聴いてる。

  • GIRLS(ガールズ) 2007/6月号

    「GIRLS 2007/6月号」を観る。

    蜷川実花×夏帆、2007年の作品。

    今年4月の作品。蜷川さんは今、迷走しているのかもしれない。どれだけ編集に彼女の意思が反映できているのかは判らないけど、被写体の魅力を引き出す根本的な力と、その為に使う色彩のテクニック、その両方が中途半端に感じる。

    決して、悪くはない。

    ただ、自分が流行にやられて彼女の作品を追いかけ、結果、一時だけ熱中した人だったで終わるのか、それとも迷いに迷っている時も応援してましたと言えるのか。その狭間にあるような一冊。表紙はバツグンなんだけどねえ。ねえ、夏帆ちゃん。

    (追記)被写体の夏帆さん、この写真集で可愛い人だなと思ってネット検索。出てくる画像を片っ端から見て思った。やはり蜷川さんがすごい。彼女が本来の売りにしているタレント性とは全く違う、そしてあきらかに魅力的な部分を写真で切り取っている。

  • 「世界征服」は可能か?

    「『世界征服』は可能か?」を読む。

    岡田斗司夫節が利いた最新刊。大いに笑い、そして頷く。

    ネットが良くも悪くも一般化して、サブカルチャーってものがなくなりつつある今、この本を読んで真に受ける人がどれだけいるのかと思うと、バカバカしくて腹の底から笑える。同時に、この本の上辺だけしか判らずに、星1つ!とか言う奴がいると思うとさらに笑える。

    この本自体がレトリックで言うパロディのようなもの。

    「サイダーに合う食べ物って何かある?」
    「天ぷらそば」

    この掛け合いが判るためには宮沢賢治に関する予備知識が必要。また同じように、この本を楽しみ、実は深いテーマを持っていることに気が付くには前提条件が必要。ヲタクとしての知識。導き出された結論はたぶん真理だ。でもその根拠はあくまでサブカルチャー。どれだけの人がこの本を理解できるんだろうなあ…きっとベストセラーになるんだろうけど…

  • 興奮の未来「超人類へ! バイオとサイボーグ技術がひらく衝撃の近未来社会」を読む

    「超人類へ! バイオとサイボーグ技術がひらく衝撃の近未来社会」を読む。

    タイトルは一見SFっぽいが、フィクションではないれっきとした科学本。

    遺伝子操作による能力増強、インプラントによる能力拡張、脳とコンピュータの融合など、これまでは空想話だと思われがちな技術が、実は着々と実現に向かっていることが判る。衝撃的内容。

    今ある倫理は、科学の進展にまったく追いつけていないと思い知らされる。自分が生きているうちに、遺伝子操作、ドーピング、インプラント、何でもありの科学オリンピックなんてものが開催されるんじゃないか?本気でそう思った。

    最先端科学を知る機会に恵まれるのは、科学者と科学に興味を持つ人(ビジネスマン)、その次はSF好きだと思う。グレック・イーガン、フィリップ・K・ディック、アーサー・C・クラークなどの著書、今では古典SFに書かれていたことは、すでにフィクションではない。マンガだと、ナノテクや量子力学を取上げている「銃夢」、遺伝子工学やインプラントが登場する「BLAM!」などの世界観が頭をよぎる。大興奮の1冊だった。

  • 参考までに「無理なく続けられる 年収10倍アップ勉強法」を読む

    「無理なく続けられる 年収10倍アップ勉強法」を読む。

    この系の考え方として特に目新しくはないが、ITをはじめとするツールを具体的に挙げながら、最先端のやり方が書かれている。その点では非常に参考となる。人の成功体験は聞いておいて損はないし、簡素に書かれているのでぐだぐだ成功談を聞かされる感もなく好印象。

    共感した考え方をいくつか挙げると「月収の5~10%を目安に投資し続けることが大事」「いい道具を揃えて、いいコンテンツを買ってきて、うまく続くように、いろいろな仕組みを設計する」「テレビは時間当たりの情報量が少ないので、時間の無駄」等。

    やや反感を覚えるのは、読書を情報収集のためと位置付けて速読法必須みたいな部分。それに付随して「一般誌を読む時間を減らし、その分、専門誌または書籍を読む」等。

    ま、なぜ勉強するのか?の答えは幸せになるためであり、本書は表題が示す通り、幸せとはお金を得ることを前提としているから正論なんだけど…ここで割り切れないから金持ちになれないんだよ…ごもっとも。