iPadについて2

思ったのは、高齢者がいるならすぐに買ってしまえ。

「フードデザート(食の砂漠)」という社会問題がある。住居から500m内で食料を調達できない地域を指す。地方や過疎地に限らず、大型店舗の進出や不景気により小売店が激減、主に高齢者がその犠牲となっている。

そこで、テレビ並のユーザビリティを持ったiPadですよ。すでにサービスはある。Amazonだと年間たったの3900円で即日配達を利用できる。楽天で地域に密着した店舗を選んで利用してもいい。行政やNPOがその仕組みを作れるのなら、一括受注によるコスト減、シェアリング、地場産業の活性化などを見込めて、なお良い。あとはそこへ行き着く工夫を少しだけ加えるだけだ。

何か、高齢社会、無縁社会といった問題にも対応できそうな…

朝は「おはよう」アイコン→Twitterにポスト→仲間の「おはよう」も確認→行政や家族も安否を確認できる。同様に「おやすみ」アイコンも。「今日の予定」アイコン→行政やNPOが登録しているイベントを知らせてくれる。調子が悪ければ「健康相談」アイコン→ビデオチャットで受診ができる(iPadはカメラを付けるべき)。「家族の写真」アイコン→離れて住む子供や孫がサーバ上にアップした写真を自動的に取得とか。もちろん直接的な人と人の触れ合いが第一だけど、その足がかりにならないかな?

世界でインターネットを利用しているのは3.5人に1人(「Googleの正体」より)と言われる。残りの2.5人をめぐるグローバルな競争もあるけど、もっと身近にインターネットを必要としている人がいる。そこに入り込む可能性のあるハードが生まれようとしている。

すでにPCを使える人の視点では見えてこない利点がたくさんある。また、すでに使える人にとってもイノベーションがあるはずだと思っている。同等の使い勝手があればAppleにこだわることもない。簡単にインターネットを使えれば良いのだ。

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