「2週間で小説を書く!」を読む。
最近の積ん読に多いのは小説を書くための実用書。小説を書いてみようと思っているのではなく、小説を書くという視点を学ぶことで、小説をより楽しく、できればより有意義に読めるのではないかと思ったからだ。
その意図において非常に自分のプラスになる一冊であった。
読んで強く感じたことは2つ。小説を「書く」ことにおいて重要なのは、作品を完結させること、作品を書き続けること。著者は小説を書くことに別段の才能が不可欠だと言ってはいない。が、この2つにこそ、大きな才能を要することなんじゃないか。
この主題はともかく。2週間で小説を書くと銘打っているので、14日間で行う課題と、それに付随するエピソードが詰め込まれている。これを読むだけで、次に出逢う小説との接し方が随分と良い方向に変わるだろうと思った。良書。
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