事実を描く小説「高熱隧道」を読む

吉村昭「高熱隧道」を読む。

犠牲者300名を数えた黒部第三発電所の隋道工事の小説。手に汗にぎる秀作。

これは小説なのか。ノンフィクション、ドキュメンタリではないのか。そう思って調べてみると、彼の作品は「記録文学」を呼ばれることがあるようだ。綿密な調査を基に小説を紡ぎあげる。その際にフィクション的要素を排除して、ヒューマンドラマではなく、あくまで史実を中心に描いている。

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