ついに出会ったカバン

今日から本格的にお仕事。いつもより早めにオフィスへ出る。

おかめそば

お昼に同僚とお蕎麦やさんへ。こちらのお店で初めて頼んだおかめそば。これぞおかめそば。ちゃんと顔に見えるのが嬉しい。特に、お麩を菜箸で刺して乗せたのか、その跡が鼻の穴に見えて微笑ましい。まさに江戸時代ポップシーンの再現。気持ちも身体もほっこりした。

思いのほか仕事が捗る。早めに仕事を終えたので、しばらく前から行きたかった土屋鞄製作所(丸の内店)に伺う。ネットでは一目惚れしたカバンが、果たして本命なのか確かめるために。

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土屋鞄製作所のカバン

買いました。

このカバンは防水処理をしているので、お店の方は「エイジングを楽しむには向かない」と丁寧に教えてくれた。でも、何年も探していた理想の形で、ステッチも可愛くて、今はとにかく黒が欲しかった。その旨を伝えて決めた。

対応してくれた店員さん、ありがとうごさいました。商品への自信と情熱を感じました。必ず西新井本店にも伺います。職人さんの仕事を見て、次はエイジングと手入れを楽しめる、茶系のカバンを買います。お金を貯めながらじっくり品定めしますね。

僕のカバンのこだわり。

一番目に求めるは両手が空くこと。学生時代から肩掛けカバンばかり使ってきた。電車で片手につり革を持ちながら、一方で本を読めるから。最近はカバンとスマホを優先して、つり革を持たないやつが、電車の揺れで当たってくると血の雨を降ら…じゃなくて、困っている人がいたら迷わず手を差し出せるでしょ。

二番目はある程度の容量。財布、キーケース、ハンドタオル、本またはKindle、名刺入れ、薬のケース(僕は不安症)、ティッシュ、鼻スプレー(僕は鼻炎持ち)、チケットホルダー、遠出するときはモバイルバッテリー。ライブやサッカーの応援に行くときは、着替えのTシャツ、タオルマフラー、ペンライト、500mlペットボトルの水。更にパンフレットや写真を折らずに持ち帰りたいので、A4サイズが入る必要もある。

こういった条件を満たすのがメッセンジャーバッグ。僕はカジュアルな格好で仕事をするので、ナイロンや帆布(キャンバス)製のものがちょうど良く、愛用してきた。でも40歳を過ぎた頃から、少し格好つけたいと思いはじめる。そこで革製を探してみると、納得できるものがなかなか見つからない。いつの間にか思い立って数年が過ぎていた。

ヒントは身近にあった。40歳になったとき、やはり格好つけようと、自分へのプレゼントで買ったGANZOのお財布。今、どんどん美しくなり手に馴染んでいる。うんメイドインジャパンがいいな!と。ただ、GANZOの小物は大好きだけど、バッグを探すとやや重厚すぎるようで、他の日本の鞄屋さんを探した。結果、今日の出会いとなる。

いつも安物買いの銭失いな自分。今日の買い物は胸を張れるものになった。

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