近代絵画

近代絵画」を読む。

目の前に置かれた絵画を感じることは大切であるが、知識と知恵が伴ってこそ深い感動を味わえるのだと知る。アートはハートでフィールするもの、言葉で語るなど無粋、と考えていると芸術の美しさは理解できない。

序章であるボードレールの章、その出だしから興味をそそられる。モネの章は科学的な論理を示した上で書かれた一言、

色とは、壊れた光である。

に感激した。また、ピカソの章は実に読み応えがあり、本書が名著たる所以を知った。

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