読書にまつわる名言(自嘲篇)

読書にまつわる名言を斜めに捉え、さらに自嘲気味に紹介してみる。

書物は青年時代における道案内であり、成人になってからは娯楽である。

きっと青年時代の読書が足りなかったので道に迷ったんだな。今は娯楽。いや、まだ青年。最近ブログで紹介する本が増えたのは、仕事のために手にとっていた本が減ったせいもある。技術本は見るもので、読んでいるという気がしなかったし。

良書とは、期待を持って開き、利益を修得して閉じる書物である。

ああ面白かった、と思うだけの本は多い。それで良いと思う。読んで損したと思う本を手にすることが減ったのは成長か。

良書をはじめて読むときには、新しい友を得たようである。前に精読した書物を読みなおす時には、旧友に会うのと似ている。

上手いこと言った。が、友を得る喜びの方がはるかに大きい。

二度読む価値のないものは、一度読む価値もない。

本棚の整理をした後の心にグサッとくる。あとで読み直すつもりで本棚に入れたまま、二度と開くことなく売り飛ばされる本たち。ドナドナ。

私たちは「あれは読んだよ」というために読むのである。

僕は「あれは読んだよ」とブログに書くために読むのである。これだ。

(関連)
読書にまつわる名言(本音篇)

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