「誇大自己症候群」を読む。
中学生による児童殺人事件、小学生による同級生殺害事件…普通の子供が突然の狂気に走る。精神鑑定をしても、何らかの障害と診断される程度には至らない
と判断される。これでは精神学の意義が問われるのではないか?ここを出発点に「誇大自己症候群」という仮説を組み立てていく一冊。精神学に留まらず、多種多様の要素を含んだ社会学の本。まだ著者が提唱している段階ではあるが、なかなか面白かった。
誇大自己症候群チェックリストがあったので考えてみる…
- 大げさな表現や大げさなことを言う
- 自分のことしか話さないか逆に話したがらない
- 理屈っぽく理詰めで話そうとする
- 過度に丁寧だったり高慢だったりする
- 自分に対する非難に過剰に反応する
- やり方にこだわりが強く融通が利かない
- 家族や身内を理想化しているか、逆に嫌っている
- 些細なことで機嫌が悪くなる
- 気まぐれに決定、予定が変わる
- 相手によって極端に態度が変わる
私、ほとんどが当てはまるんですけど。苦笑。
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