貧困に関する本をまとめ読み。マジでキツカッタ。読むべき本。
最底辺の10億人 最も貧しい国々のために本当になすべきことは何か?
良書。貧困の原因として4つの罠を挙げている。紛争、天然資源、内陸国であること、劣悪なガバナンス(統治)。援助資金や物資は、それを必要とする人へ届く前に武器となる。資源は軍資金に。何よりそれをする為政者の愚かさ。そして最大の障害は「先進国の無関心」だと著者はいう。
良書。アフリカの今を教えてくれる。「なぜアフリカは貧しいのか?」その理由に歴史があるのは事実。植民地時代からはじまる貧困。人種差別、部族主義、呪術主義などの文化。蔓延する内戦、伝染病。その中で一番の理由、それは政府が無能であること。権力者がだめだめ。
世界の半分が飢えるのはなぜ?ジグレール教授がわが子に語る飢餓の真実
子供への語りかけのように飢餓問題を説く。その分、上記の2冊と比べて誤解を生みそうな部分もあった。やはりこの本でも「人為的」なものが原因だと言う。
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