現在の仕事を20%の力で出来るようにして、残りの80%を新しいものを生み出すことに使う。Googleの20%ルールをさらに高めた「新20%ルール」が素晴らしい。(僕はこれを「逆20%ルール」と呼ぶ)
プログラマらしい視点から、いかに今の仕事を20%にするか。経営者・投資家らしい視点から、いかに80%の力を活用するか。非常に判りやすく語られる。
目次
Part0 仕組み作りが仕事になる
Part1 仕組みの仕組み 仕組みを作る前に知っておきたいこと
Part2 仕組みを作り直す 目の前の仕事を20%の力でこなす仕組み
Part3 仕組みを使う 仕組みのコストとテストを考える
Part4 仕組みを合わせる チームで仕組み合うために
Part5 仕組みと生物 「新しい仕組み」を作るヒント
Part6 仕組みの未来
あとがき 本書ができあがるまでの仕組み
余談。物書きをする場合、難しいことを難しく、難しいことを易しく、易しいことを難しく、易しいことを易しく、の4つのパターンがある。弾さんは、全てができる方だけど、今回の本は「易しいことを易しく」書いている。これは易しいと思って見逃しがちなことを漏れなく指摘するため。読んでいて、知っているけど活かしてなかったな、と思わされるトピックスが散見された。
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