バロウズ「夢の書―わが教育」を読む

ウィリアム・バロウズ「夢の書―わが教育」を読む。

バロウズである。あの山形先生の訳である。

バロウズの遺作長編。

特に老いてからの父母や兄との関係などが描かれ、めずらしく(ひょっとしたら彼の著作の中で唯一)内省的な作品。自伝的な要素が強い。

断片的に書かれてきたものを集めて編集したものであるため、まさに表題通り夢のような構成。もともとカットアップも夢のようなものか。

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