「もう、家に帰ろう」を買って観る。
藤代冥砂、2004年の作品。
藤代冥砂が最も多くシャッターを押したのは妻だった
とのことで、被写体である「妻」は、トップ・ファッション・モデルの田辺あゆみさん。表情が豊かでとても綺麗な人だ。
納められた写真は3年間に亘るようで、ふたりの私生活が凝縮されている。観ていてとても照れくさくなってしまうくらい、ふたりの愛情が伝わってくる。時々写真に添えられている言葉が、これまた甘い。
写真芸術でよく使われる、日常を切り取る、とはこういうことを指すのだと実感できる一冊。やっぱり愛しい人が側にいる暮らしはイイかも…と心動かされる。
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