「ひと月百冊読み、三百枚書く私の方法」を読む。
一日八時間睡眠でひと月百冊の本を読み、三百枚原稿を執筆する著者。社交も大好きな著者が明かす、効率的な読み方・書き方のノウハウ。
ひと月百冊・・・とあるが読書の手法、いわゆる速読法などの本とは違う。かと言って小難しい思考法などが論じられているわけでもなく、著者が普段やっていることを気軽に紹介してくれている。
気になったページには折り目(ドックイヤー)をつける。重要な文は抜き出して手書きで書き留める。翻訳された本で気に入った一節を見つけたら原文も調べる。良い筆記具を使うと書く気になる。このように具体的に書いてくれるので敷居も低い。理解しやすいから受け入れやすい。情報の整理法などはまさにLifeHacksに通ずるもので、大いに勉強になる一冊だった。
特に印象に残った教えは、本を読むコツは「目的を持って読む」こと。さっそく実践してみよう。
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