「ソーシャル・ウェブ入門―Google、mixi、ブログ…新しいWeb世界の歩き方」を読む。
読んで、後輩に「今すぐ読んでおけ」と言っている。今読むことに意味がある。今読めば役に立つ。仕事の流行はちゃんと捉えておくべき…という意味で、Web関連同業者、または、はったりが必要な方に強く薦める。超薄く(240ページ)、内容は濃く、これでアナタも事情通。
目次はこんなん(概要)。
まえがき
- 新しいWebワールドへようこそ
- Webは社会のライフラインになってきた
- Web2.0―すべてはオライリー論文から始まった
- Googleという巨大な現実
- とうとう世界が変わり始めた
- 変化の核心には「人間」がある
- 群集の英知―知恵の民主主義が機能するのはゆるぎない現実
- 集団の愚行から学ぶ「みんなの意見が案外正しい」ための条件
- すべての秘密がWeb上に―プライバシーの憂鬱
- すべてのソーシャルWebのインフラ―Google
- Google検索のABC
- メールの未来形Gmailを使おう
- 現在のアドレスをそのままにGmailを利用する
- あらゆるコンピューティングが次第にWebサービスに統合される
- Google Docsでオフィス系アプリがオンラインへ
- 常時接続、常時起動で快適Webライフ
- 情報共有系サービス
- ユーザー投票で記事を選ぶソーシャルニュース
- ソーシャルサービス入門ブックマーク篇
- YouTubeのソーシャル共有パワーの秘密
- GoogleのYouTube買収でテレビ、映画のインターネット移行は急加速か
- クリエティブ・コモンズ―Webでの流通を前提としたオープン著作権の試み
- 人間交流系サービス
- ソーシャルネットワーク(SNS)小史
- スーパーSNS、MySpace現地ティーンを取材
- mixi入門―日本の大人のご近所づきあい
- 2ちゃんねるとSNS 破壊的革新対居心地よい保守
- 情報発信系サービス
- Webはブログの登場でメディアとして完成した
- ブログ購読はRSSフィードリーダーの利用が必須
- ウェブフィードリーダーBloglinesを活用しよう
- 最初のブログ―種類と選び方のポイント
- ダイナミックなブログネットワークを作るツール
- ブログ作成―実戦篇
- グーテンベルク以来のメディア革命が進行中
- WebのOS化でWindows Vistaは最後のWindowsとなる?
- 「Webのプラットフォーム化」はこうして起きた
- オールドメディアの本流、CBSの果敢な挑戦
- 「ソーシャルWeb」は「Web社会」へ、さらにその向こうへと進化中
巻末資料 おすすめの本とブログ
判るぞ、若者(後輩)。流行過ぎている内容はフツーに思えて嫌な気持ち。でも僕らの仕事はとっくに先端ではなく、一般的なニーズの上に成り立ってる。相手(客)は、これらのことを知った上で僕らに当たってくるんだから、とりあえず読んどけ、と。
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