独裁者たちも学んだ「群衆心理」を読む

ギュスターヴ ル・ボン「群衆心理」を読む。

発刊は1895年、民主主義が進展して群集が時代を動かすようになった頃。

ヒトラー、ムッソリーニ、レーニンら、現実の独裁者たちにも利用されたという、社会心理学の名著。古臭さはあるが、基本中の基本が書かれている。断言によって議論を否定し、反復によって論証を避け、感染によって世論が形成されるのだ。

扇動を避けて最良の選択をするためにお勧めの本。もちろん独裁者を目指すためにもお勧めだ。

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