独白するユニバーサル横メルカトル

独白するユニバーサル横メルカトル」を読んだ。唸るほど面白い。

日本推理作家協会賞受賞作を含む短編集。8つの話はすべて、食人や拷問や暴力…死臭が漂ってきそうだ。しかしグロテスクな描写は手段。読者を巧みに物語の世界に誘い、そして離さない。気持ち悪いと思いつつ、先が気になるから引き返せない。

グロが嫌いな人には壁投げ本。僕なんかには良作。

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