沖で待つ

沖で待つ」を読む。

古本屋で安く、芥川賞受賞作(第134回)だったので手にとる。特筆するほど良さは感じないけど、読み手の心を掴むための書き出し、高揚させる展開、静かな終盤。一応、自分の好みではあった。この10年内の芥川を暖かい目で読めるようになったこの頃。ある意味成長と言いたいところ。

何十年も前に書かれて今に残る本は名著に決まっている。こうやって新しい人の作品を読んでみるのも、たまには、楽しい。年間に短編2つなら苦にもならないし。

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