幸福について

幸福について―人生論」を読む。

ショーペンハウアーは1年ほど前に出逢って、正確には高校生の頃の教科書に載っていたのだろうが、結構はまっている。皮肉と言えるほどユーモアに富んだ彼の哲学は、今こそ読む価値を持っているように思う。

全体の感想とは別に気に入った一節を紹介。

或る人の状態がどの程度に幸福かを測ろうとするには、その人がどういうことを楽しんでいるのかを問うよりは、どういうことを悲しんでいるかを問うべきだ。

そうなのですよ。しかし僕は問いかけるほどの余裕はなく、それほど前向きでもない。愚痴ってくれたらいいのに。気丈に振舞うアナタのことはよく知っているつもりだから。一方的に愚痴られるのは好きじゃないけど、時と場所と相手によるのです。

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