他人のことを考える「頭のいい段取りの技術」を読む

藤沢晃治「頭のいい段取りの技術」を読む。

様々なテクニックを丁寧に説明してくれているが、それらは裏技、抜け道の類ではない。基本中の基本。働く人の常識である。僕の知人に段取りの達人がいて、その人に学ぶことは多い。当然、この本に書かれていることの多くを確実に実戦している。

それは、とにかく「ゴール」をイメージすることが大事!であり、そのゴールから現在地点を確認すること。何を成しえたいのかを具体的にイメージして、それに向けて今何が必要かを把握することである。さらに上を目指すと、的確に優先順位を判断した上での取捨選択、80%の完成度でも満足できるだけの「ゴール」を設定すること、などが必要になってくる。

段取りに関して自分に足りないものがあると思うなら読んで損のない一冊。

ついでに根本的に段取りがダメな人について、

いわば、「段取りの悪い人」の一つの特徴は、「自己中」〈自己中心的〉です。”自分さえよければいい”という近視眼的な感覚で仕事をしているわけです。自分の仕事で、次行程の人に「満足度を与えよう」という根本発想がない。

実際に何人かのひとが頭に浮かんでしまった。この点については、段取り以前に努力が必要です。笑

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