「東京色―仁香写真集」を観る。
蜷川実花、2000年の作品。ほとんどプライベートな最初の写真集
先日紹介したばかりの「Sugar and Spice」と同じ年の作品なのに、全く違う空気を持つ。ぶっちゃけ、あまりよろしくない。例えば、長期人気連載中の漫画の第一巻を読んで、昔はこんなもんだったのかあ、と幻滅するような、そんな感想を覚えた。
細かく言えば、本作は同年1月発表、「Sugar and Spice」は同年12月発表。これほど短期間のうちに自分の撮り方や世界観を掴んだのか、または様々なアプローチに挑戦している時期だったか、どちらにせよ彼女の作品を追いかける者には価値のある1冊だと思い所有を決めた。
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