「百年の愚行」を観る。
この写真集に出逢ったのは4年ほど前、後輩から薦められたのがきっかけだった。20世紀を振り返り、21世紀の世界を考えるための写真が100枚。これまで人が地球に及ぼしてきた愚行を象徴的に切り取った写真が並ぶ。象徴的だからこそ、それを観た時、重すぎる現実を味わうことになる。
帯に書かれた、人間はあまりにもうぬぼれてしまった
という言葉が胸に突き刺さる。
ところで最近、ちょっと話題になっている「不都合な真実」のコンセプトは、この写真集のリスペクトなんですかね?笑
「百年の愚行」を観る。
この写真集に出逢ったのは4年ほど前、後輩から薦められたのがきっかけだった。20世紀を振り返り、21世紀の世界を考えるための写真が100枚。これまで人が地球に及ぼしてきた愚行を象徴的に切り取った写真が並ぶ。象徴的だからこそ、それを観た時、重すぎる現実を味わうことになる。
帯に書かれた、人間はあまりにもうぬぼれてしまった
という言葉が胸に突き刺さる。
ところで最近、ちょっと話題になっている「不都合な真実」のコンセプトは、この写真集のリスペクトなんですかね?笑
「メメント・モリ」を観る。
前出の「百年の愚行」と共に心の奥底に訴えるメッセージを持つ一冊。これは写真と共に、詩が添えられている。ぶっきらぼうで、お世辞にも上手いとは言えないような言葉に、なぜか心が引き裂かれるような思いがする。
この一冊をきっかけに、僕は藤原新也を追いかけることになる。
(うんちく)メメント・モリ(Memento mori)は、ラテン語で「自分が(いつか)必ず死ぬことを忘れるな」という意味の警句である。
「ベルカ、吠えないのか?」を読む。
四頭のイヌから始まる、戦争の世紀を描いた小説。しかしイヌが不必要に擬人化されたり、まして一人称で語るようなことはない。現代史を綴る時、ほんの少しイヌにスポットライトをあてると、こんなにも躍動的な小説となるのか。そして新しい視点から歴史が浮き上がってくるようで関心した。
古川日出男の作品は初めて読んだが、淡々とした独特の文体が時(歴史)を次々に進めてくれるのが小気味良い。(短文で句読点と改行が多かったり、カタカナを多用する。個人的には好きな作風だが、ここにも直木賞を逃した要因があるのかな)
イヌよ、イヌ。おまえたちはどこにいる?
日本推理作家協会賞、日本SF大賞のダブル受賞作。一読の価値あり。